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 最近、ソイカウボーイの飲み物代が二極分化しています。ビールでも安いところは100バーツ以下なのに、高いところは140バーツになっています。レディースドリンクにおいては、80バーツから150バーツと、倍半分ほどの差が出てきています。


 これは、シバズやスージーウォンの系列と、スパイスガールズやデジャブの系列、それとバカラが値上げしてきているからです。とくにスパイスガールズの系列は、最近オーナーが替わって、ソイカウボーイに4店ものバーがあります。改装工事も行って、とても目立つ存在になっています。
 
 改装にお金がかかったから飲み物代を上げるというのは、わからなくもありません。しかし、レディースドリンクをビール代より高くした上で、女の子の取り分を据え置くというやり方には、少し問題があるように感じました。
 
 上記の各店では、レディースドリンクは150バーツです。そのうち、お店の取り分が100バーツで、女の子が50バーツになっています。他店でも、女の子の取り分はだいたい40~50バーツです。つまり、それだけ女の子にとっては、売るのが困難なわりに儲けが少ない仕組になっているのです。
 
 たとえば横に座らせて話をするとき、「チップを100バーツあげるのと、ドリンク1杯ごちそうするのと、どっちがいい?」と女の子に聞いてみてください。ほとんどの子が、チップの方がいいと答えるでしょう。当たり前です。その方が倍もらえるのですから。女の子もハッピー、客もハッピーです。
 
 それで店としてもそれを許さないように、女の子にノルマを課しています。これによって、最低限のノルマを達成しなければならないように仕向けているのです。あるいは、客が来たらすぐに女の子を横に座らせて、飲み物を飲ませるようにと指導しているのです。
 
 因みにカラオケ店のレディースドリンク代は、店と女の子が折半するのが普通です。30分で200バーツのコーラ代がつくとすると、店が100バーツで女の子が100バーツです。1日1人の客が2時間いてくれたとすると、最初の30分は2杯つくので、500バーツが女の子の懐に入ります。これをゴーゴーバーで稼ごうとすると、10杯も飲ませてもらう必要があるのです。
 
 ゴーゴーバーの女の子は、1杯50バーツのコーラ代を稼ぐために、一生懸命にコーラをねだります。それが安ければ、客も簡単に応じるでしょう。しかし、それが高いと、なるべく飲ませないようにするでしょう。女の子は、だんだんとそういう客を大事にしなくなるので、客も離れていってしまうのです。
 
 女の子が余裕を持って接客できるようにするためにも、レディースドリンク代は低めに設定した方がいいのではないかと思っています。客がゴーゴーバーから離れてしまっては、それこそ元も子もないのですから。