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 久しぶりに読者投稿をいただきました。もうベテランの域に達していると思われるPhetKasemさんからです。「(私の)意向に沿わないほど長文ですが...」と断り書きをされてましたが、たしかに長いです。長いのですが、そこにはPhetKasemさんの想いが込められていました。2回に分けて、どうぞ。


◆・・・・・・・・・・・・<読者投稿>
わたしはそれまでタイには12~13回ほど訪れていました。
もちろん仕事などではなく遊びばかりです。
今日時点で20回分のスワンナプームの出入国スタンプが押してあります。
わたしの遊びはもっぱら、ゴーゴーバーかソイ7のビヤーガーデンばかりでした。
 
もっとも4年ほど前に大病をしまして一応命はありますが、この先の保証はありません。
まだ60歳です。
タイには55歳の時に初めて訪れてから1年に2~4回の割で来ています。
ですから女性との交渉は1年余りしかありませんでした。
 
もっともこの体になってもペイバーはしていますけどね。
ただ、私の体の事を知ってくれて、そして一諸にいてくれる人って言うのは誰でもって言うわけではありませんので、この5年間は3人としか付き合いはありませんでした(多分に嘘が入ってますが)。
 
 
◆S店のN
一人はソイカのS店(ソイカウボーイでは超有名店)の元呼び込みの女性で、今はアユタヤから呼んだお母さんと姉、妹と自分の子供2人とで暮らしていてウドムスック辺りで洋品店を営んでいます。
 
この子(仮名N)との出会いは、その頃私は毎日のようにソイカに通っていたのですが、ある日S店に行き女の子をペイバーするでもなくただビールを飲んでいました。
突然お店のウェイトレスが、外から呼び込みの女の子を私の席に連れてきて、ペイバーしろって言ったんです。
断る理由もないのでとりあえず横に座らせて品定めです。
 
ご存知の方はたくさんいると思うんですが、隣のB店と、ここS店の呼び込みの女の子は、体にぴったりのコスチュームなのです。
その頃、私の分身はまだ元気な時でしたので当然お断りする理由はありませんでした。
 
ウェイトレスがこの子を私に押しつけたのは、多分にある理由があったのだと思います。
お世辞にも美人とは言えないのです。
ですから、収入がとても少ないように思えました。
それと、その時Nはもう28歳でしたが、この仕事は浅いようで隣の座っても喋るわけでもなく、私の膝に手を置いているだけでした。
 
その日は当然、私の泊っているサービスアパートで朝まで居ました。
朝になっても帰る気配はないのです。
私は、あちこち観光したいので帰れって言ったら、一緒に行くって言うのです。
 
片言の日本語は出来るのです。
困りましたね。
だって、私これからピンカオの雛壇マッサージ行きたいのです。
 
仕方ないのでチャパヤボート乗ってワットアルン行ったり、一応観光のまねごとです。
それがとても優しいんです。
まー、それも収入のためとは分かっているんですが、当時55歳のオヤジに28歳の女の子が優しくしてくれるんですから、気持ちがいいのは否定できませんよね。
 
とりあえず、その日は家に帰るって言うんですが、今夜もお店に来るの?って。
行くかどうか分からないんですけど、ウン行くよっていい加減な返事をしたら待ってるって。
 
 
当時の定宿は、ラチャテウィー駅近くのサービスアパートでしたので、BTSに乗ってソイカに行くより、その前で降りてソイ7のビヤーガーデン(当時は毎日行っても日本人は、ここで見た事ありませんでした)に行く方が先ですよね。
 
ビヤーガーデンからソイカへ移動し、一周してまたビヤガーデンに戻ったのが12時ころ。それからふたたび物色と思ってタクシーでソイカに。
アソーク側から入り5~6軒冷やかしてS店の前に行ったら、昨夜の呼び込みのNがいないんです。
なんだ休んだのか、じゃあ入ってみるかって。
 
入口を入ったらウェイトレスの女の子がこっちこっちって呼ぶから行ったら、そこにいるんです、あの子が。
それも、私服です。
そして、怒ってるんです。
 
なぜかって。
夕方からずっと私服で私を待っていたらしいんです。
私としてはなんだかとても悪い事をしているようで困ってしまいました。
 
夕方から私はビヤーガーデンやソイカを行き来し、S店の前でNが立ってなかったので、今日は休みなら入ってみようなんて、嘘つきの裏切り者ですよね。
Nは私が来るのを信じて着替えもせずに、私服でお店の中でじっと待ってたらしいんです。
これじゃ、何にも言えませんよね。
当然ペイバーです。
 
 
そして、帰国までの10日間ずーっと一緒でした。
3日目からは店に行かなくていいからって洋服自参です。
 
1日目と2日目は店に行ったのでペイバー代は支払いしましたが、その後は払わなくていいって。
あとで聞いたら私と会った時にやめてしまったらしいのです。
やっぱり向いてなかったんでしょうね。
 
 
そして帰国後私は病気が再発してしまい、大手術(15時間)を受け5カ月の入院を余儀なくされました。
その手術後、私の分身は生涯お眠りになってしまって次第なのです。
 
それからの訪タイはこのNとの深い付き合いが4年ほど続きました。
先日Nの子供たちに会ったんですが13歳と10歳の男の兄弟でした。
Nは良いお母さんの顔をしていましたよ。
亭主はご多分に洩れず浮気で別れたとの事です。
苦労したんだと思います。
なおさら、愛おしいくなってしまいました。
 
Nとは通算で70日くらいは一緒でした。
その分のお金が、今のNの生活の基盤の一部になってると思うので、幸せに暮らしていってもらえれば私はうれしいです。
 
そんなNですがある時、喧嘩をしましてそれからギクシャク。
でも、先月10ヵ月ぶりで会って今は子供達と一緒に暮らす事が出来て幸せそうでした。私もとても幸せな気分になりました。
 
 
◆G●●●CULBのY
もう一人はスクンビットソイ33にある、G●●●CULBの女の子(仮名Y)です。
Yは今もG●●●CULBに勤めています。
 
Yとはまだ知りあって3年ほどですが今年24歳です。
Yは辛い食べ物が苦手なのです。
私はこの時までタイ人は、全員辛い物が食べられると思っていました。
そう言えば、前出のNの下の子も辛い物は駄目でした。
 
子供と言えばYには3歳の子供がいて、ピチットの実家の親に預けているそうです。
子供の父親は子供が生まれてからすぐに行方不明になってしまったらしいです。
そして大半のバンコクの飲み屋で働く女性と同じ様に、田舎から出てきて夜の商売で生活費を稼ぐしかなかったのでしょう。
そして田舎に仕送りしているでしょう、この子も苦労していますよね。
 
このお店では、Yのお姉さんも一緒に働いているんです。
全然似てないんですよ。
 
当時、この姉妹はスクンビット通りの反対側にあるワシントンスクエアの一角の、汚いアパートに住んでいたんです。
6帖くらいの部屋で2000Bって言ってました。
トイレ、シャワーは共同で当然台所などはない、コンクリ打ちっぱなしの床にバスタオルを敷いて寝てるんですよ。
可哀そうになってしまいますよね。
 
ソイカの売れっ子のダンサーなどは月に200000B以上稼ぐ子がいるのに、この姉妹は月に2000Bの劣悪なアパート暮らしで、朝の3時4時まで仕事してるんです。
そして多分蓄えなど出来無いと思われます。
同じ様な業態でも貧富の差は激しいんですね。
 
 
当然この店の女の子もペイバー出来るのです。
そして女の子に払うお手当は?
 
朝までのロングではいくら欲しいのって私Yに聞きました。
なかなか言わないんです。
この子はまだ若く、ましてや客のあまり入らない店で働いているので、自己主張出来ないんです。
やっと小さな声で言ったんですよ。
ペイバー代含めて3000B欲しいって。
 
えっ、ペイバー代含めて3000Bだったら、あんたの稼ぎはどうなんの?
なぜかと言うと、こういうお店はペイバー代は高いんですよ。
ナント1500Bです。
 
ってことは彼女の稼ぎはロングで1500Bです。
ゴーゴーやカラオケの子達とは全然違うんですね。
ましてや毎日ペイバーがあるわけではないし。
 
やっぱり月2000Bくらいのアパートしか住めないんでしょうね。
今では私に対しても、しっかり話を出来るようになりました。
当時は、その恥ずかしそうにしてるのが可愛らしかったのですけどね。
 
 
彼女達の住んでいる一画は再開発のため取り壊しになるってことで、今のアパートを出なくてはならないらしいです。
話によると二人には妹がいて、その子にはスポンサー(外国人)がいるらしい。
ソイ26を500m程行った曲がり角にコンドがあって、そこに住んでるって。
今年になって、そこに姉妹2人が転がり込んでるんだって。
 
新築コンドで家賃20000Bだって言うから狭いのは仕方ないよね。
20歳前後の女の子を囲うには勿体ないくらいだけど、姉妹3人で住んでるのを知ったらスポンサーはどう思うのでしょうかね。
 
5000Bくらいのアパートに一人で済むんだったら、半分ほどはサポートしてあげるって以前言ったんだけど、話が違うのでそれっきり会わなくなってしまいましたね。
確かに生活が苦しいのでしょうが幸せになって欲しいです。
折を見てまた会いに行ってみます。
◆・・・・・・・・・・・・<読者投稿>
 
 
 遊び慣れた感じのPhetKasemさん。やはりディープな付き合いをされてるのですね。病気のこともあったでしょうけど、ただやるだけの付き合いでは満足できなかったのでしょう。
 
 文章の端々から、女の子たちへのいたわりの気持ちが感じられます。次回は3人目の女の子についての話になりますが、どんな展開が待っているのでしょうか。楽しみです。