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 「レイプする」ということを、単純に「悪いこと」とは言いたくありません。などと言うと、私はほぼ100%の女性と、50%の男性を敵に回すことになりそうですね。そうわかっていても、あえてそう言いましょう。「レイプ=悪」ではないのです。


 
 どうしてそう言うのか、その理由をお話しましょう。まず、レイプをどう定義するかですが、「相手の女性の意に反して無理やりセックスすること」だとしましょう。そうすると、実は動物の世界にもレイプはあります。これは生物学者の方から反論を受けそうですけど、私はあると思うのです。
 
 動物のドキュメンタリーなどを見ると、オスがメスを誘い、認められてやっとカップルになるというケースが多いです。メスに気に入ってもらうために、本当に涙ぐましい努力をします。そうやって認められたオスだけが、交尾をして子孫を残せるのです。
 
 けれども中には、相手のメスを騙して寝とる動物もいます。パートナーのオスと対決し、殺したり追い払ったりすることで、メスを奪い取る動物もいます。また、カップルの間に割り込んで、先に精子をかけてしまうような魚も。オスとしては、自分の遺伝子を残すことが使命なのです。ですから、どんな手を使ってでも交尾しようとするのです。
 
 つまり、オスの本能とは、メスを支配して(服従させて)交尾し、自分の子孫を残すことなのです。そのために、ありとあらゆる能力を総動員します。それは体力であったり、知恵であったり、様々です。そういう意味で、オスにとってはメスに気に入られるかどうかよりも、自分が交尾できるかどうかが重要なのです。
 
 
 「じゃあお前は、レイプは男の本能だから、しょうがないとでも言うのか!?」そう、怒りを買いそうですね。まあお待ちください。話は始まったばかりですから。ともかく、ここまでで言えるのは、男の動物的な本能は、女性に気に入られることよりも、自分の遺伝子を残すことにある、ということです。メスに気に入られれば良いけれど、そうでなくても交尾はしたい。それがオスというものです。
 
 おそらく動物は、その本能で生きているのでしょう。ですから、最終的には寝取ろうと騙し取ろうとかまわないから、交尾しようとするのです。動物は、それが楽しいことかどうか判断しません。これは「おそらく」ですが、楽しくないからやめようなどとは、動物は考えないと思います。
 
 しかし残念(?)ながら、人間はその行動に対して、「楽しいかどうか」を考えてしまいます。そして、それを行動の動機とすることもできるのです。本能的にはセックスしたい。性欲とは、そういうことでしょう。けれども、その欲望にしたがって行動して、楽しいかどうかは別の問題です。
 
 
 ゴーゴーバーなどで男性の遊び方を観察していると、「それ、レイプと同じだよ」と感じる遊び方をする人がいます。女の子が嫌がっているのに、逃げられないように抱きつき、無理にパンティーの中に手を突っ込もうとする。「いやよ、いやよも好きのうち」という言葉を信じてか、女の子の抵抗を無視しておっぱいを揉み倒す。カラオケでは、女の子の服を脱がせる客もいますね。
 
 「それ、楽しいですか?本当に?」そう、疑わざるを得ません。なぜなら、その人の顔が楽しんでいないからです。女の子がちょっと拗ねたフリをするくらいだったら、まだ余裕でいられるでしょう。でももし、女の子が泣き出したり、本気で怒ってきたらどうでしょうか?気まずい気持ちになり、そして次には、自分を正当化しようとするでしょう。
 
 「お前ら、それが仕事だろうよ。客を楽しませるから、お金がもらえるんじゃないのか!?だったらそれくらい我慢しろよ!」こんなセリフを吐いた経験はありませんか?仮に言わないにしても、そう思ったことは?もしあるとすれば、それはその行為を楽しんでいない証拠です。
 
 
 レイプの動機は、性欲ではありません。性欲は、単にきっかけです。食欲や睡眠欲と同じ。必要なだけ満たされれば、その欲求は収まります。では、本当の動機は何でしょうか?それは、「満たされたい」という心です。満たされてなくて不満だから、性欲を満たせば満たされると勘違いするのです。
 
 けれども、性欲を満たしたところで、本当の動機の方は解決しません。相変わらず満たされないのです。だから、同じことを何度もしてしまいます。「いい加減に気づけよ!」と言いたいところですが、なかなか気づけません。なぜなら、原因を自分の外に探しているからです。「あいつがオレを受け入れてくれないから満たされないんだ。」そう思って、受け入れてくれる相手を探すのです。
 
 運良く、自分の嗜好に合った女性と巡り会うことはあるでしょう。けれども、その関係が永続するかどうかは疑問です。いえ、はっきりと言いましょう。永続しません。自分が原因を外に探しているうちは、永続しない仕組になっているのです。ですから、関係は崩壊します。
 
 この世に、なぜ離婚がこんなに多いかわかりますか?自分が満たされない原因を、相手の中に探すからです。「そんな簡単なことがまだわからないのですか?」と言いたいところですが、おそらくわからないのでしょう。だから離婚もなくならないし、レイプもなくならないのです。
 
 
 ゴーゴーバーなど夜遊びは、そんな自分を見つめ直すきっかけを与えてくれると思っています。お金を出せば、簡単にセックスできる。だから、簡単に試してみることができます。わからなければ、体験するのが一番です。答は「そんな簡単なこと」なのですが、体験しないと気づかないことがあるのです。
 
 それがわかってくれば、「レイプするよりも女の子に気に入られた方が楽しい」と思えるのです。そして、「楽しくないからレイプしない。無理に性欲を満たす必要はない。」と思えるのです。どうせなら、女の子を喜ばせ、楽しませた方が得ですよ。無理に触ろうとしなくても、「あなただけに特別よ」なんて嬉しいことを言って、触らせてくれたりするものです。(経験者は語る。)
 
 自分の心が満たされないのは、愛さないからです。愛さないでおいて愛を求めても、それは無理というものですよ。与えないものは、自分にそれがないと思っているからでしょう。でも自分にないと思っているなら、「自分にそれはない」という現実しか引き寄せません。それが、この世の法則です。ですから、愛されたいなら、愛するしか方法がないのです。