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 2013年になりました。みなさん、明けましておめでとうございます。しばらく更新を休みましたが、年末年始休暇中もバンコクにいて、夜遊びなどを存分に楽しんでいました。今年もこうしてブログを更新できることを、心からありがたく思っています。本年もどうぞ、よろしくお願いしますね。


 
 さて、新年早々ですが、コヨーテ評論家でもある読者のTさんと、今後のコヨーティーについて会話を交わしました。その中で感じたことを、今年最初の記事としてとりあげたいと思います。「コヨーティーの行く末」というタイトルにでもしようかと思ったのですが、もうちょっと枠を広げてみたいと思います。
 
 
 まず年末年始ですが、旅行客が増えている割に、ソイカウボーイのスパイスガールズ系の店は客が入っていませんでした。10時を回った時間に、スパイスガールズの客が2~3組しかいないなんて状態もありましたね。
 
 それに比べると、バカラやシャークはもちろんなのですが、ドールハウスやスージーウォン、カウボーイ2やダンディーなども、それなりに客が多かったようです。この差は、何によるものでしょうか?
 
 
 そこでコヨーテ評論家のTさんは分析します。いわく「円安とタイの物価上昇の影響で高い店が敬遠された」「同じような店が多くて客を奪い合っている」「接客するコヨーティーの質が低下した」などが考えられると。しかし一方で、ドリンク代などもけして安くないバカラは連日の盛況です。そこで、決定的な差は「コヨーティーはペイバーできないから」ではないかと言うのです。
 
 最近はコヨーティーの存在が知られていて、間違って入ってしまう客が減ったせいではないかという分析です。まだあまり知られていなかった頃は、さんざんにドリンクをねだられた挙句、いざ連れだそうとすると「私はコヨーティーだからペイバーできないの」と、肩透かしを食らう客が多かったのです。
 
 それが少なくなったということは、それだけ認知されてきたということ。つまり、スパイスガールズ系は目ぼしい子はペイバーできないから気をつけろ、ということなのだと。たしかに、そういうことはあるかもしれませんね。でも一方で、そうだからこそ敢えて狙うという客もいます。つまり、オフのないカラオケでカラオケ嬢に貢ぐ客の心理と同じです。
 
 前の記事でテルメのことを書きましたが、素人だと勘違いしているんですよね。オフ(=ペイバー)できないことは、そのまま素人とは限らないのに。それから、できないと言われるとやりたくなるもの。オフできないからこそ、なんとか店外で会ってものにしたいと考えるのも、男の本能のようなものでしょうか。
 
 
 デジャブへ行った時も、コヨーティーを一所懸命に口説いている客の姿がありました。遅い時間だったこともありますが、もう本当にピンサロ状態ですね。こっちではパンティーになんとか手をつっこもうと悪あがきしている客がいるし、あっちではブラの下に手を滑り込ませて生乳を触っている客もいます。いやはや、酒池肉林です。
 
 コヨーティーも、必ずしも本気で拒否しているわけでもなさそうです。ギリギリまではOKという子もいれば、もう完全に何でもどうぞという子もいます。いくら金をもらっても絶対に嫌だという子は、はっきりと拒否し、その客の席から離れるでしょう。それを無理やり押さえつける客がいたら、それはスマートじゃないなあと思います。でも逃げないなら、ある程度はOKということでしょう。
 
 あとは2人で、お互いが認める範囲で好きなことをしたら良いと思います。パンティーに手を突っ込まれて逃げまわってた子も、最後にはその客に電話番号を教えていました。ということは、本気で嫌だったわけではないのでしょう。あるいは嫌だったかもしれないけど、その対価が魅力的で、それがもらえるなら許せると判断したのでしょう。
 
 ただ、その後がどうなるかは保証できませんよ。どうぞ自己責任で、好きなようにやってください。相手がOKすることであるなら、2人の間で何をしようと、それは自由だと思いますからね。そうやってコヨーティーを口説いて、店外デートをするというのも、ひとつの楽しみ方だと思いますよ。上手くいくかどうかは別として。失敗例は多数ありますから。(笑)
 
 
 ただ、どうにも気に入らないことがありました。それはスパイスガールズのボスとその恋人です。自分の店だから好き勝手して悪くはないのでしょうが、客の1人として感じたのは、居心地の悪さです。ボスは、ボディーガードを引き連れているので、会えばすぐにわかります。かっぷくの良いボディーガードと、それ以上に太いボス、そしてナイスバディーの恋人の3人組です。
 
 このボスたちが店に来ると、コヨーティーたちを呼んで挨拶させるのです。接客中であろうとお構いなし。しかも挨拶だけならいざ知らず、自分たちのところに呼んで相手をさせるのです。コヨーティーたちも自分の仕事がかかっていますから、どんな重要な客がいても、そっちを断ってボスのところへ行きます。
 
 特に根性が悪いのが、ボスの恋人です。挨拶をしないなど気に入らないコヨーティーがいると、辞めさせてしまいます。ですからコヨーティーたちは戦々恐々として、この恋人の太鼓持ちをせざるを得ないというわけです。コヨーティーたちがやんやと囃し立てる中で、有頂天になって踊っているボスとその恋人。実は嫌われているのに、好かれていると勘違いしているのでしょうか。裸の王様状態です。
 
 ああいう姿を見せられると、なんだかこのボスを儲けさせるためにお金を使うのはもったいないなあ、という気持ちにさせられます。気に入ったコヨーティーにはドリンクをご馳走して、成績を上げさせてやりたいなあとは思うものの、その費用対効果を考えると、だったら5杯(1,100バーツ)ご馳走する代わりに、1,000バーツをチップであげた方が良いのかなと思えてしまいます。
 
 
 コヨーティー評論家のTさんによれば、コヨーティーが派遣されているカウボーイ2やダンディーは客が多いそうです。たしかにドリンク代は、スパイスガールズ系に比べると安いです。ただカウボーイ2は5グループ交代で、各グループが20分ずつ踊るというのがネックですね。私としては踊っている姿をみたいので、1時間20分に1回では、ほとんど踊る姿を見られません。
 
 ダンディーは、コヨーティーが5人ずつ2グループ、ゴーゴーガールが2グループの4グループですが、15分交代のようで回転が早いです。店は狭いですが、ステージに5人並んでけっこう踊っているので、これは見ていても楽しいですね。ドールハウスは、コヨーティー1グループと、ゴーゴーガールが多ければ2グループの3グループ交代です。
 
 スパイスガールズ系以外では、コヨーティーに対する制限が少ないようで、携帯電話を扱うのも、タバコを吸うのもOKというところが多いです。スパイスガールズのボスの恋人から嫌われて辞めさせられた子や、自由が少ないことを嫌って辞めた子が、他の店で働いているケースがままあります。
 
 
 急速に増殖しているコヨーティーという仕事ですが、ゴーゴーバー以外にもディスコやライブハウス、そしてコヨーテパブなどに広がっています。パッポンは、ピンクパンサーやバダビンなど、コヨーティーもゴーゴーガールも区別できない店になっています。そのうち、両者の垣根はなくなり、コヨーティーだけになるかもしれません。そうなると、ますます素人か玄人か区別できなくなりますね。
 
 この世のものはすべて、あるものが増えていって臨界量を超えると、急激に質が変化するという性質があります。コヨーティーの増殖も、いつかは臨界量を超えるかもしれません。そうなったとき、ゴーゴーバーというシステムが変化するのかも。そんな気がしています。そんな変化が、今年は起こるかもしれません。