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 昨日の記事で、女の子のエスコート代が上がっているという話をしました。タイは景気が良く、インフレ傾向が続いていますから、物価が上がるのは仕方がないことです。でもおそらく、心理的には円バーツ交換レートの方が影響するのではないでしょうか。昨年9月くらいまで1万円で3,900バーツ以上に交換できたのに、今は3,200バーツを切っていますから。


 
 1バーツが3円よりも高くなるのは、実に2008年9月以来となります。2007年6月くらいに最高値をつけていて、そのときで1バーツ3.9円くらいまでなったでしょうか。ひょっとしたら4.0円まで行ったかもしれません。1万円を持ってきて交換すると、2,500バーツくらいにしかなりませんでした。
 
 逆に最安値は、おそらく昨年5月の2.5円くらいです。1万円が4,000バーツになりました。それ以前だと、2004年10月でも2.6円くらいで、2000年10月にやっと2.5円くらいがありますね。もっと下がったのはアジア通貨危機によるもので、1998年1月で、2.4円くらいにまでなっています。そのすぐ前の1997年4月が最高値で、5.0円くらいになってます。
 
 ロイターの外国為替レート THB/日本円 参照
 
 
 このように、わざわざ数値を出したのには理由があります。それは、今がけしてバーツ高ではない、ということを知っていただくためです。直近の10年で見ても平均くらい。それ以前も含めるとバーツ安状態なのです。
 
 それなのに、バーツが高く(円が安く)なって、あまり使えなくなったと考えている人が多いように思います。昨夜あたりもお客は多かったようですが、みんな見ているだけで、連れ出す客が少なかったのだそうです。より慎重に選んでいるのかもしれませんね。
 
 おわかりでしょうか?本当はバーツ高とは言えないのに、バーツ高だと思い込んで、その影響で財布の紐が固くなっているのです。たとえば、1997年当時に1,500バーツのものがあったとすると、7,500円出さないと買えなかったのです。それが現在1バーツ3.1円だとすると、同じ7,500円で約2,400バーツ相当のものが買えます。つまり、1,500バーツのものの値段が上がって2,400バーツになっていても、15年前と同じ値段で買えるということなのです。
 
 
 「それは一番高いところと比較するからだよ。自分はそんな時代は知らないんだから、昨年と比較して何が悪いの?」そう思われる気持ちはよくわかります。そして、そう考えることは、何も悪くはありません。なぜなら、それも1つの見方だからです。
 
 どの見方、つまり基準(視点)をどう定めるかは、それぞれの人が勝手に決めている、ということを言いたいのです。よろしいですか?どの見方が正しいかではなく、自分がどの見方を選択するか、というだけのことなのです。ですから、私が言った見方が正しいわけでも、間違っているわけでもありません。単に1つの見方だ、というだけのことです。
 
 
 でも、その見方によって、その人のマインドが影響を受けているわけですよね。そして、そのマインドによって、昨年なら楽しめたけど、今は楽しめないと思っている。「おかしくありませんか?」そう、問いかけているのです。
 
 なぜ「おかしい」と私が思うかと言うと、それは、ほとんどの人は「楽しみたい」と思って遊びに来られているはずだ、と私が思うからです。「楽しみたい」と思いながら、あえて「楽しめない」見方を選択するのは、どうしてでしょう?それが「おかしい」と思う理由なのです。
 
 
 
 昨日、以前投稿してくださった読者のPhetKasemさんが、「エスコート代の値上がりの件」と題して、こんな意見を送ってくださいました。
 
◆・・・・・・・・・・・・<読者投稿>
どこもかしこも値上がり状態が続いていますよね。誰がそんな値段にしたんでしょうか。やっぱり日本人なんでしょう。
ファランや大陸系の人達はそんな大金使わないでしょ。最近大挙して訪れているアジアの人達は、団体行動するだけあって、値段の教え合いをしていると考えられます。
日本人は往々にして言われた金額をいとも簡単に了解するでしょ。
だから、日本人が集まるお店(バカラ等)や援交パブ(テーメー)では、彼女達にとって以前より収入を増やそうと思うのは当然でしょうね。
まー、それも交渉する日本人が納得すれば、それはそれでよいんですけどね。
ただ、それによって常連客や古くからのお客さんの懐に影響するのは許せないですよね。
◆・・・・・・・・・・・・<読者投稿>
 
 
 原因を1つに特定することは難しいですが、PhetKasemさんの推測も正しいと思います。要は言い値で高い金額を支払う人が多いから、相場が上がってしまうという考えです。そして払った人は、自分が納得するならそれで良いけど、そのために相場が上がって他の人が影響を受けるので、そういうのは良くないと思われています。
 
 これは、ネット上のあちこちで見られる議論です。おそらく多くの人が、PhetKasemさんを支持されるでしょう。でも、私はへそ曲がりですから、別の考え方をします。そういう人もいないと、世の中おもしろくないでしょうからね。(笑)
 
 
 まず、そもそも他人を変えることはできない、と私は思っています。他人がどう考えるかは、他人が決めることです。つまり、言い値で高い金額を払う人をどれだけ批判しようとも、それで他人の行動が変わるわけではないということです。したがって、それが原因で相場が上がるなら、それもまた仕方がないことだと思います。
 
 問題は、そういう他人の行動に対して、あるいは相場が上がったことに対して、自分がどう考えるか、ということだと思うのです。つまりこれは、自分がどういう見方を選択するか、という問題だと考えているのです。ここで、先程まで話したこととつながります。その選択基準は、自分が「楽しめるか」ではないでしょうか?
 
 
 まず最初に、「楽しむ」と決めるのです。それから、そうなるような見方を探して選択します。いかがですか?こんなこと、あまり聞いたことないでしょう?でもこれが、いつでも夜遊びを楽しめる秘訣なのです。
 
 今まで多くの方は、出来事に反応して、いつの間にか見方を選んでしまっています。そして自分が見方を選んでいることも気づかず、他人や環境のせいだと言います。つまり、自分には変えられないし、自分は被害者だと思っています。それで楽しいなら、それを続けられれば良いでしょう。でも、もし楽しくないなら、変えた方が良いと思いませんか?
 
 
 他人や環境を変えようとしても、多大な労力の割に成果が少ないものです。まあそれでも、それが自分の使命だと信じて、どんな苦労も厭(いと)わないと思われるなら、どうぞそれを続けてください。けして悪いことではありませんから。
 
 そうではなく、そんなことにこだわらないと思われるなら、もっと簡単な自分を変える方法をやってみたらどうでしょう。それが、自分の目的に合った見方を選択する、という方法なのです。そしてこれが、いつでも夜遊びを100%完璧に楽しむ方法なのです。