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以前「私を幸せにしてくれた三人」などの投稿をくださったPhetKasemさんから質問です。その投稿で仲良くなったMちゃんが事情があって店を辞めたのだとか。辞めた事情が解せないということで、質問をくださいました。

◆・・・・・・・・・・・・<読者からの質問/相談>
さて、「私を幸せにしてくれた三人」(後編)の中の一人のB店Mなのですけど。

9月9日にメールがありまして「昨日お店で問題があって悲しかった」との事でした。
早速、無料通話で何があったのか聞いたら、ジャンメダイさんは存じだと思いますが、B店の入り口にいつも座っている大きな男性が居ますでしょう。
その男性と喧嘩をしたのですって。
彼には、私もたまにお店に行くとドリンクをご馳走します。
気の良い奴だと思っていたのですが、女の子にお金をせびったりドリンクを要求してるようなのです。
そして、あまりにも頻繁なのでMは断ったら、お店の中で怒り出したらしいのです。
聞いたら大半の女の子はせびられているらしいです。

この様な話って本当にあるんでしょうか?又お店はそれで良いと思っているのでしょうか?
これは彼女の言葉を疑っているのではなく、実際にそのような事がまかり通っているのか、タイ社会を知らない私にご教授お願い致します。

そして9月23日に、またB店にいるのが疲れたってメールがあったのです。
あんな大きな男性と喧嘩をしてもし怪我でもしたら。
いや、怪我どころでは済まないような事態になったらと思うと、とても心配になりました。
何せタイ人は瞬間湯沸かし器(死語)のようになる人種ですから。
お店の皆と相談して何か対策を考えなさいと言ったのですが、お店公認の様なのでどうなる事やらと思っていました。

ところが10月4日にメールがあり、もうB店には居ないとの事です。
どうしたのか聞いたらクビですとの事です。
原因は何かと聞いたら、お店が言うにはお客さんからのクレームと言うらしいのですが、本人は心当たりがないらしいです。
多分あの男がママに仕向けたらしいって言っていました。
何回も何回もお金やドリンクの事で喧嘩したらしいです。
想像ですが、それが真実でしょうね。

これからどうするって聞いたら、今は妹がコンケーンから出て来てソイ4のSWANBAR4にいるので、とりあえずそこに行くって事でした。
しかしSWANBAR4の給料は4000バーツしかなくB店の三分の一です。
チップの収入もB店とは雲泥の差でしょう。
何せ、お客の量が違うのでお釣りのチップの額も違うと思うのです。

落ち着いたら、ティーラックでもと考えているらしいです。
ティーラックはコンケーンの子が多いらしく、落ち着いて仕事が出来るのではないかと私は賛成ですけれど、ジャンメダイさんはB店と比べてそこのところは如何でしょうか?

バンコクに居ない私なので、どうする事も出来ないのでとても心配です。
困った末に変な仕事だけはしないように言ったのですが、こればかりはどうする事も出来ないので自分が歯痒いです。
どの様な考えでメールをしてくるのかは私には分かっているのですが、少しでも頼って来ていると思うと切ない気持ちになります。
以前にも書きましたが、この世界から早く抜け出して幸せになって欲しいのです。
しかし、そこで知り合う男性は皆目的が同じなので、それも無理なのでしょうか。
これが東南アジアの女性の悲しいスパイラルでしょう。
◆・・・・・・・・・・・・<読者からの質問/相談>

◆・・・・・・・・・・・・<ジャンメダイからの回答>
まず、私はB店の事情を詳しく知らないので、正確なところは何とも言えません。
店の表に座って男なら、たいていは用心棒でしょう。
その用心棒が給仕の子にドリンクをたかるなどと言うことは、通常では考えにくいですね。

そして、その用心棒が告げ口したくらいでクビになるというのも、普通はあり得ないと思いますよ。

ではどうしてMちゃんがクビにされたのか、ということになりますが、いろいろなことが考えられます。

まず、本当に客とトラブルがあったというのもありますね。
最近はよくわかりませんが、以前は鼻持ちならない給仕の子が何人かいたことはたしかです。

私が3人を案内して行ったとき、ハイネケンとシンハーを何本かづつ注文したところ、
ハイネケンだけ4人分持ってきたのです。
それで「違うよ」と言うと、「あなたがそう言った。間違いない。」と逆切れするのです。
まだ「取り替えろ」とも言ってないのに。
私の連れが、「これでいいですよ」と言ってくれたので、私はそれ以上言いませんでしたけど。

こういう場合、おそらく彼女からすれば、悪いのは私たち客であって、自分じゃないのでしょうね。
Mちゃんがどういう人かわかりませんが、PhetKasemさんにとっては良い子でも、他の客にとって良い子かどうかは、何とも言えません。

次に、用心棒とママさんができている可能性もあります。
この場合、用心棒に嫌われるということは、ママさんから嫌われることを意味します。
当然、クビにされるでしょうね。

そしてこういうケースであれば、用心棒がドリンクをたかるということも、考えられなくもありません。

いずれにせよ、自分にとっては理不尽なことであっても、相手にとってはそれなりに理由があるものです。
そういうことは、PhetKasemさんも経験したことがあるのではないでしょうか。

どんな職場でも、嫌な上司の1人や2人はいるものです。
理不尽な要求をしてくるパワハラだって、たくさんあるでしょう。
それが良いとは言いませんが、当たり前のようにあることです。

 
そこで、「ではどうするか?」ということになりますね。
ティーラックがB店と比べてどうなのか、私には何とも言えません。
感じ方は人それぞれですから、合うか合わないかは、やってみないとわかりませんから。

辞める子が少ない店が良さそうに思えるけれど、そういう古い子たちの中に入っていくのは、大変なことかもしれません。
逆にまったく出身が違う子がいるところの方が、気楽に働けるかもしれません。

どこに行っても、嫌なことがある可能性はあります。
ですから大切なのは、そういうときにどう考えるかではないでしょうか?

相手や環境のせいにして、他人に変わることを要求している間は、いつまでたっても他者に翻弄される人生です。
他人は自分の鏡ですから、嫌な人たちにもまれる中で、自分の足りないところに気付かされ、成長することができるとも考えられます。

ですから私は、どこで働こうとかまわないし、どこでも同じだと思うのです。
今いるところで精一杯に働く。そうすれば、光が見えてくるものです。

そういう考え方からPhetKasemさんにアドバイスするなら、Mちゃんを勇気づけてあげることでしょうね。

「大丈夫、あなたならどこでも上手くやっていけるよ。」
「今度の店は、きっと良い人たちがいるに違いないから、がんばってやってみたら。」

Mちゃんのことを信頼し、たとえどうなっても、自分だけは裏切らない覚悟をすること。
それがPhetKasemさんにできる唯一のことだと思うのです。

 
Mちゃんがどう生きるかは、Mちゃん自身が決めることですよ。
それを、これは良いけどこれは悪いなどと決めつけることは、余計なことだと思います。

愛するというのは、相手を自由にさせることです。縛り付けることではありません。
心配なら注意をしてあげれば良いだけで、それでも相手がするなら、それは相手の自由です。
PhetKasemさんが売春させたくないと思っても、彼女はそれを選ぶかもしれない。
そのとき、そんな彼女を受け入れられますか?
受け入れられないなら、それは愛ではないのです。

こういう彼女なら愛するけど、そうしない彼女は愛せないというように、条件をつけること自体が愛ではないのです。
条件付きの愛などと言いますが、そもそも言葉が矛盾しています。
愛には条件はありません。
条件がついた時点で、もうそれは愛ではなく、取引をしているだけなのです。

この問題でPhetKasemさんにとって重要なのは、自分がどういう態度をとるかということであって、彼女にどうさせるかではありません。
そのことに気づかないと、PhetKasemさん自身が翻弄される人生を送ることになるでしょうね。
まあそれでも良いと思われるのでしたら、それもまた1つの生き方ですけど。
◆・・・・・・・・・・・・<ジャンメダイからの回答>

<注>
いただいたメールを、なるべくそのままの形で載せるようにしています。
もちろん、個人が特定できるような情報は省いたり、修正したりして、わからないように編集しますので、ご安心ください。