ホテルに着くと、エーはすぐに抱きついてきた。
そのままボクをベッドに押し倒すと、エーは勝ち誇ったようにボクの唇に吸いついてきた。
ボクは特に抵抗はせず、エーのしたいようにさせた。
ただ、エーの二の腕に触れた手のひらから、吸いつくようなエーの肌の感触を楽しんでいた。
 
 
しばらくして、エーはシャワーを浴びると言ってバスルームへと消えた。
残されたボクは、テレビをつけて、あたりを片付けた。
特に散らかっているわけではなかったが、何かをしないと落ち着かなかったのだ。
 
 
エーがバスタオルを体に巻いて出てきた時、ボクは何か見てはいけないものを見ている気がした。
それですぐに、ボクもバスルームへ向かった。
水のシャワーを浴びながら、ボクは今後の展開を考えた。
「このまま、ただ抱くのか?」
そうしたいような、してはいけないような、何とも言えない気持ちがしていた。
 
 
心が決まらないまま、ボクはバスルームを出た。
エーは、ソファーに座ってテレビを見ている。
冷蔵庫から取り出した水のペットボトルが、口を開けたままガラステーブルの上に置いてあった。
彼女が取り出して飲んだのだろう。
 
 
ボクは、パンツだけを履き、タオルを首からかけていた。
その姿のまま、エーの隣へ行って座った。
すぐにエーが首に抱きついてきて、ボクはソファーに押し倒された。
彼女は力ずくでボクを押し付けると、獲物を弄ぶかのようにキスをしては顔をあげて、ボクの表情を楽しんだ。
 
 
両手のひらから伝わってくる彼女の二の腕の感触は、ボクの本能に火をつけたようだった。
次第に下半身が熱くなり、彼女も敏感にそれを察した。
すぐさまボクの下半身をまさぐり始め、それに呼応するようにボクもエーの胸を撫でた。
 
 
エーの体からバスタオルを剥ぎとると、思ったより小さな胸だった。
わずかにふくらんだ小さな丘の上に、コリコリと固いイボのような乳首があった。
表面を優しく撫でては、ときおりその乳首の固さを確かめた。
 
 
彼女の体は、とても敏感だった。
ボクの手が彼女の乳首に触れると、ビクンと体を震わせた。
「シァウ(感じる)」
そう言って彼女は、感じていることをボクに伝えた。